成功は一日で捨て去れ
柳井 正新潮社
新潮社
¥ 1,470
在庫あり。
ユニクロ(ファーストリテイリング)の「一人勝ち」もしくは「成功」の理由について論理的・分析的に説明しようとする人たちは多いと思いますが、どんな理論・分析よりも、経営者本人である著者のナマの声を聞く(読む)ことによって、企業を経営するということはまさにこういうことなんだろうということをまざまざと感じさせてくれるものであり、非常に貴重な体験談であると思いました。
<br /> ・「成功の方程式」など存在しない(あったとしてもすぐに陳腐化する)ということ
<br /> ・安定志向に陥った瞬間に企業は衰退の道を歩むことになるのであり、常に高い志や目標をもって取り組まなければならないということ
<br /> ・日々、考えに考え抜いて何度も実践するという試行錯誤の繰り返しであるということ
<br /> ・そのため常に危機感を持ちながらリスクを取って行動する(結果として失敗となった事業も数多くある)ということ
<br /> ・経営には理論・分析的要素と直感的(アート)要素の両方とも必要であり、どちらかというとアートの部分の方が多いであろうということ
<br /> ・企業や組織は「お客様」のために存在するということ
<br /> ・社員全員が経営者意識や共通の価値観を持ち、高い目標を実現すべくチームワークで仕事に取り組む必要があるということ
<br /> ・現場・現物・現実を理解して行動しなければならないということ
<br />・・・などなど。
<br />巻末に掲載されている「FAST RETAILING WAY」も素晴らしい内容だと思います。
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JIN―仁 (第2巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)
村上 もとか集英社
集英社
¥ 530
在庫あり。
生麦事件に材をとったと思しき外国人水兵救命外科手術の挿話と南方自らも罹患してしまい生死の間を彷徨う虎狼痢(コレラ)の挿話の二話が中心。南方の助手(助太刀)として虎狼痢との戦いに挑む橘咲や治療院の手伝いを申し出る小普請組旗本有志たち、西洋医学所で南方の講義に学びつつ筆書する大緒方洪庵の姿が印象的。末尾では坂本龍馬もいよいよ登場する。
JIN―仁 (第6巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)
村上 もとか集英社
集英社
¥ 530
在庫あり。
桜川雲泉や佐久間象山が治療中に見た夢(南方仁が生きていた西暦2000年当時の東京)のエピソードを軸に、南方が幕末の江戸へとタイム・スリップした当初の事件の謎へと一旦立ち返る作品。全巻の中でも間奏曲的な性格を帯びた作品ということにでもなるのであろうか。
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<br />ちなみに、当方が読んだ版(2008年10月8日 第4刷)では、巻末も含め「助手の咲の母親が脚気に倒れてしまい、治療を一切拒む母を思う仁と咲がお菓子で治そうとする」シーンは出てきませんでした。
JIN(仁) 第15巻 (ジャンプコミックスデラックス)
村上 もとか集英社
集英社
¥ 540
在庫あり。
久しぶりに、ホッと一息つかせてくれた巻だったと思います。野風の退場は寂しいけれど、決して希望のない別れではありませんでした。前巻、歴史を追いかけることと、仁の市井での活躍を追いかけること、それぞれの描き分けに苦労していたような印象が残りましたが、この巻は盛り返したように感じます。さて、ここからがこの作品の勝負所だと思います。「龍」のときは、主人公が歴史に積極的に関わりだして「秘宝争奪戦」がはじまってから、急速に作品のリアリティが失われていったように思います。ぜひ、村上先生には、歴史をねじ曲げてもかまわないので、思いっきりぶちかましてもらいたいです。坂本龍馬を救う?ナポレオン3世?いいじゃありませんか。史実に遠慮することなく突っ走ってください。
JIN(仁) 第7巻 (ジャンプコミックスデラックス)
村上 もとか集英社
集英社
¥ 530
在庫あり。
この巻で作者の取材の緻密さがよくわかります。京都の街並みもですが、沖田総司の顔と全身がいままで描いたものに比べて正解に近いと思う。ラジオ番組で浜村淳さんが幼い頃京都で新撰組の話しを近所のお年寄りに、沖田総司は童顔でスマートではなかった。子供と一緒に遊ぶことが楽しみだったと話ていたことを思い出した。決して歴史書の模写をしていないようです。
マイケル・ジャクソン・トレジャーズ (P-Vine Books)
ジェイソン・キングブルース・インターアクションズ
ブルース・インターアクションズ
まだ届いてないんですが、皆さんのレビューを見ていたら
<br />だんだん買わなきゃ良かったのかも感が出てきました。
<br />マイケルを称える内容じゃない、生前のような扱いなのだとしたら、
<br />今のファン心理を全然読めてないですよ。
<br />それに、訳をされた押尾素子さんは「マイケルジャクソン裁判」を
<br />訳された方でもありますから、期待はずれなら輪をかけて残念です。
<br />同じ海外追悼本では他に
<br />Michael Jackson Vault: A Tribute to the King of Pop 1958-2009
<br />があります。英語表記ですが、日本語訳で嫌な思いをするより、
<br />いっそ何が書いてあるか分からないほうがファンは救われるかも。
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JIN―仁 (第4巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)
村上 もとか集英社
集英社
¥ 530
在庫あり。
三代目澤村田之助(この小判はこの田之助の汗・・・・・・田之助の血・・・・・・、114頁)や中条流女医者(さりとてこの世は誰かが手を汚さなければうまく廻らないように出来ております、131頁)のキャラ立ちが秀逸な一巻。江戸の市井や吉原の色町の細やかな描写もいきいきとしていてよい。
JIN―仁 (第5巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)
村上 もとか集英社
集英社
¥ 530
在庫あり。
本作品がよく出来ているのは、医学史をはじめとする考証がしっかりしていることも力あって大であるように思う。大阪合水堂(華岡青洲の学派、通仙散で有名)が登場するなど、本作でも史実的な面白さを堪能させていただいた。(ときに、「合水」という命名は、佐分利祐輔の目指す「和漢折衷の医方」(97頁)を表現しているのであろうか。)
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<br />「医学所なんかとちがいましてね・・・ 大阪では病気に効くもんは効くといさぎよう認める主義ですねん」(96頁)。
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<br />野風の手術に対する妨害を身を持って排除した橘咲や「を組」新門辰五郎の活躍も見事。南方をめぐる大人の女性(野風)と若い情熱やひたむきさ(橘咲)という対比的設定も興趣に富む。
JIN―仁 (第3巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)
村上 もとか集英社
集英社
¥ 530
在庫あり。
本作品の価値を高めているのが綿密な考証(吉原の遊郭システムそしてその輝きの裏にある途方もなく暗く深い闇、ペニシリンの製造法、本道(医学館)と蘭方(医学所)の対立、各施術の学術的説明など)とドラマ性の見事な融合であることを感得させる一巻。壊れた小船に乗せられた梅毒末期の女郎の最期の姿(110頁)を含め、瘡毒治療に苦闘する南方の姿を描いた「深の章」が特に読ませる。また、坂本龍馬のキャラ立ちも秀逸。
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<br />にしても、「もしもあなた様方が親父様の命を救って下さったなら・・・ あちきはこの身と心であなた様方にお仕えします」(28頁)とまで云った野風の「南方先生親父様の治療はもうすんだんでありんしょう。何の御用でありんすか?」(123頁)という手のひらを返した南方への仕打ちは一体何なの?
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JIN(仁) 第9巻 (ジャンプコミックスデラックス)
村上 もとか集英社
集英社
¥ 530
在庫あり。
愛する南方仁を牢獄より救うため、我が身を売って去っていく野風の姿が哀切。「物心ついてから ずっと・・・ 芸事と殿方を喜ばす手練手管しか習ってこなかった女にはここ(仁友堂)は似つかわしい所ではありんせん」(76頁)。彼女にはまたいつか登場してもらいたいし、そうなるような気もする。